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なぜ、今、ペポルインボイス?

インボイス制度と電子帳簿保存法の改正がほぼ同時期にスタートし、数か月が経過しました。
「どちらの制度対応もばっちりだよ!」という方も多いかと思います。
一方、制度対応したものの、これまでとは異なるチェックや作業が必要になったケースもあろうかと思います。

郵送業務はなくなったけど、メールの送付の手間は増えたよな…、受領したときの業務はむしろ増えているんだけどな…とお困りの声も聞きます。
「結局、経理業務のDXって言われてもねえ…」と実質的な業務負担は変わってない、という思いをお持ちの読者の方もいるのではないでしょうか?

今回ご紹介する「ペポルインボイス」は、そのようなもやもやを払拭し、「これこそ求めていたDX!」を実現します。
何ができるようになるのか?どのように経理業務を変えるのか?を今回はご紹介します。

なお、この内容はTKC税務・会計WEBコラムから抜粋しました。
こちらから確認できますので、お気軽にダウンロードください。
コラムでは、電子インボイスとデジタルインボイス、ペポルインボイスの違いやペポルインボイスの送受信の仕組みから解説しております。
採用を義務化している海外の国もありますので、ぜひチェックしてみてください。

1.ペポルインボイスでできるようになること

〇ペポルインボイス発行会社のメリット
・インボイス発行にかかるコストと手間の削減
 紙発行で発生する、封入・投函・郵送に関するコスト・手間の削減
・「控え」のデータ保存容量の削減
 PDF等のイメージデータと比べて、圧倒的に少ない容量でデータ保存
・送信先情報の管理が容易
 住所移転や担当者変更のメンテナンスが不要

〇ペポルインボイス受領会社のメリット
・受領したインボイスの記載事項が完全に網羅
 要件を満たしたインボイスのみが送られてくる
 決まった箇所に決まったデータがセットされてくるので形式チェック不要
・インボイスのデータ保存容量の削減
 PDF等のイメージデータと比べて、圧倒的に少ない容量でデータ保存
・本社でのインボイスの集中管理
 住所移転や担当者変更のメンテナンスが不要
・正確な仕訳生成による、業務効率(生産性)の向上
 ペポルインボイスは会計システムなどで活用されることを前提として設計
 受領したペポルインボイスのデータから会計システムへの仕訳生成が可能
 入力作業の負担軽減、リアルタイムの業績管理を実現

ペポルインボイスでDXを次のステージへ | TKCグループ

2.どのように経理業務を変えるのか?

発行会社と受領会社のそれぞれの立場でのできることを記載しましたが、いかがでしたでしょうか?

例えば、PDFファイルで請求書を受領した場合の作業工程を思い出してみてください。
営業担当者がメールを受信、PWを入れてPDFファイルを開き、保存。
経費精算システムに営業担当者が請求データを入力、証憑書類としてPDFファイルを添付。
営業部門の責任者が請求データを承認。
経理部で経費精算システムから営業担当者が入力した請求データと添付されたPDFファイルの請求書の日付、金額、科目が正しいかをチェック、場合によっては差し戻しもあるでしょう。
多くの工程を経て、やっとPDFファイルで受領した請求書は電子取引データとして保存されることが一般的かと思います。

ペポルインボイスで請求書を受領する場合、請求書は経理部で受領します。予め設定されたデータをもとに日付、金額、科目がセットされ、同時に証憑書類の保存も完了します。
さらには会計システムへの仕訳も自動生成されます。

具体的に業務の流れを思い浮かべていただけると、ペポルインボイスが経理業務を大きく変えることをイメージできるのではないでしょうか?

当社ではすでにペポルインボイスでの請求書発行を始めており、請求書発送業務の99.9%削減を実現しています。
削減効果についてはコラムで詳細に解説しておりますので、ぜひダウンロードいただき、その効果をご確認ください。

詳しく聞いてみたいと思われた方はぜひコメントでお知らせください。
引き続き皆さまのフォロー、ご意見もお待ちしております。
どうぞよろしくお願いします。


TKC「会計で会社を強くする」